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- 13.9.17 待ち遠しいレッスン
待ち遠しいレッスン
「いつ先生がスタジオに入ってくるんだろう!」。普段とは違って??生徒の皆さんが教師の登場をいつかいつかと待っている日があります。そう、この日はいつもと違う特別な先生がスタジオに来る日なのです。
志賀育恵さん
今回、下関のスタジオまで来てくださったのは、東京シティ・バレエ団のプリンシパル、志賀育恵さん。3月に放映された「バレエの饗宴2013」でもコッペリアの主役・スワニルダを踊られていたのを見た方もいらっしゃると思います。
とっても明るい性格で、笑顔とお話でみんなを和ませてくれる志賀さんですが、レッスンが始まり、その磨き抜かれた動きを見せられるだけで、いつもとは違う緊張感がスタジオを包みます。スピード感のあるレッスンで生徒さんを引っ張りながら、一人一人に足りないところをユーモアを交えながらどんどん指摘していただいたので、みなさんが多くの課題を得られたようでした。
セカンドオピニオン
「〜ちゃんのあそこを気をつけてあげたら」「〜ちゃんはこうしたほうが…」。レッスン直後の私と志賀さんとの会話はこんなことばかり。レッスンの間に気づいた、たくさんのことを共有してくださいます。
特に、志賀さんと私は持って生まれた足の形が大きく違うため、志賀さんの形に近い生徒さんへのご指摘から、たくさんのことを教えていただきました。「こういう足の形の場合はここに気をつけて…」と一般論として知っていた知識でも、長年自分の体型に合わせたレッスンを重ねてきた志賀さんから具体的に指摘していただくと、一人一人に必要なことがはっきりと見えてくるのです。
いつもとは違う、プロとして活躍する先生のレッスンは、本物を間近にみることで生徒さんをしてくれるだけではなく、教える側にとっても刺激的なものでした。志賀さんにいただいた気づきを、日々のレッスンでひとつひとつ形にしてきたいと思います。