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  1. 15.1.10 解剖学をアップデート

解剖学をアップデート

新年あけましておめでとうございます。さて、年末年始のお休みを利用して、久々に解剖学の講習会を受講してきました。

解剖学って何?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、解剖学とは「人体の構造と正しい状態」について学ぶ学問。筋肉や骨格・関節などの詳細な構造、個人個人にありうる身体的な特徴などを正しく理解すれば、当然身体の使い方を見直すことにつながります。

スポーツに不可欠な学問であるのはもちろんですが、バレエはできるだけ身体(筋肉)をバランスよく使い、筋肉をできるだけ大きくせずに強さを確保することが求められるので、より詳細な解剖学の知識が求められるのです。

日本では特に重要

欧米諸国の様に「バレエをする人は身体の条件で選ばれた方が多い」であれば、解剖学の重要度は下がりますが、日本は様々な方が踊りを楽しまれることから、解剖学の知識がより大切であるといえるのです。

また、当スタジオにたくさんいらっしゃるように、大人になってからバレエを始められる方もいます。こう言った方は、筋肉や関節などの柔軟性が子供達よりも少ないので、子供達とは違ったアプローチの身体の使い方、レッスンが必要になってくるのです。

美しい踊りにつながる

これまでも様々な場で解剖学を学んできたのですが、競争の激しいスポーツ界とのつながりが深いためか、その知識は日進月歩。今回は最新の知見を求めて、スポーツ先進国であるオーストラリア在住の方の講習会を受講しました。

学んだことはこちらに書くには複雑すぎるので控えますが、5日間みっちり受けた講習会でたくさんのことを学ぶことができました。今回得た知識を生かして、正しく効率的な身体の使い方や、痛みなどの緩和、そしてより美しい踊りへ近づける指導をしていきたいと思っています。