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- 13.7.19 「くるみ割り人形」閉幕
「くるみ割り人形」閉幕
ご報告が遅くなりましたが、第6回発表会「くるみ割り人形」全幕は7月14日、無事に幕を下ろすことができました。開場前に雷雨にみまわれたものの天候にも恵まれ、800人収容のホールがほぼ満席となりました。ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
① 絵本パンフレット
当スタジオとしては初めての全幕公演。「初めてバレエを見る方も楽しめる舞台」を目指し、パンフレットを絵本にし、各幕の冒頭に絵本のビデオと朗読を入れ、ストーリーをわかりやすく伝える試みを行いました。「どの程度伝わるのだろうか?」と心配していたのですが、「幼稚園児も飽きずに見られた」「バレエが初めてでもよく分かった」などのご感想をいただきました。
ただ、やはりお子様向けとしては絵本の文字が少し多すぎたよう。もっともっとわかりやすさを追求していきたいと思います。
② ねずみの女王
「女性がほとんど」というバレエ教室特有の事情から、演出もいろいろな挑戦を試みました。「ねずみの王様は女王に」「ドロッセルマイヤーおじさんは夫人に」「くるみ割り人形を壊すのは弟ではなくねずみに」…。一般的なくるみ割り人形を見慣れている方には驚かれるような演出でしたが、「絵本」のおかげで展開を上手く伝えることができたようでした。
特に「ねずみの女王」は好評で、「新鮮だった」「女性的でありながら、とても力強かった」などのご感想をいただきました。
③ 託児サービス
赤ちゃんや小さなお子様のいるご家族にも舞台を楽しんでいただくために、今回初めて託児サービスを実施いたしました。0〜3歳まで9人のお子様がサービスを利用され、ご家族も安心して舞台をご覧いただけたとのことでした。
発表会直前になってたくさんのお問い合わせをいただきましたが、傷害保険加入が間に合わないため、申し訳ないことにお断りさせていただきました。次回はもっと多くのみなさまにご利用いただけるよう工夫していきたいと思っています。
踊りも発表会運営も、まだまだ至らぬ点がたくさんありますが、今回の経験を糧に、より多くの皆様に頼んでいただける舞台作りをしてきたいと思います。