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  1. 12.5.7 ファミリーコンサート終了

ファミリーコンサート終了

5月6日のファミリーコンサートが無事に終了いたしました。第1回は公民館の一室で、生徒の皆さんのご家族50人ほどをお招きしての小さなイベントだったのですが、下関市生涯学習プラザの大ホールで開いた今回のお客様は420人にもなりました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

第1部はザ・シーンと名付け、愛の告白や結婚式の祝福など、踊りの意味ごとに14人の生徒がヴァリエーション(ソロでの踊り)を踊りました。過半数の生徒は初めてのヴァリエーション挑戦。私の経験上、初めてのソロというのは本当に緊張するものなのですが、物怖じすることなく、私の指示なしでもきちんと踊り始めていく姿は、心強いものでした。ファミリーコンサートでは初めて、きちんとした照明も入れたので、発表会と変わらない舞台だったのですが、舞台の雰囲気の飲まれずに踊る生徒たちは、とてもたくましかったです。

また、今回は小学生以下の生徒によるキッズバレエに初めて挑戦しました。みなさんがよくご存じの「みにくいアヒルの子」です。振り付けを始める前は、子ども達が恥ずかしがって、ちゃんと演技してくれないかなと心配していたのですが、どの生徒も初めてのマイムやそれぞれの役柄をすんなりと受け入れてくれました。音楽に合わせ自らの役に自然に入り込んでいく子ども達。私たち大人の何倍も豊かな想像力を持っている彼女達に、「役」というものが与えてくれる大きな力を感じることができました。

すこし背伸びをして、一歩上の踊りに挑戦するという舞台の役割とのバランスを考えながら、これからもストーリーのあるキッズバレエにどんどん挑戦していきたいと思っています。

技術的にはまだまだ足りないことも多いのですが、ご家族や近い友人ばかりのファミリーコンサートは、お客様の反応もどこか温かく、生徒も楽しく踊れていたようでした。これまで支えてくださった、保護者や関係者のみなさま、そして会場に足を運んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。